経絡ヨガでは東洋医学の五行説を基に、季節に応じた経絡を伸ばしながら呼吸を体に取り込んでポーズを行なっていきます。
五行説とは自然界のあらゆるものが「木」「火」「土」「金」「水」の五要素に分類されると考えられたものです。これを人の身体の働きに当てはめたものが五臓です。東洋医学では五臓六腑と分類されてます。この五行がお互い助け合ったり抑制したりする関係にあり、季節にも対応しています。
経絡は、生命のエネルギーの「氣」の流れ道です。東洋医学で診断の指針になり体を作っている氣・血・水は、バランスが崩れると体調も悪くなりがちです。血液は酸素を運び、血液以外の水分はうるおいを与え、また汗や尿として排出したりします。
病院に行くほどではないけどなんとなく不調という方などは、氣の流れが滞っているのかもしれません。氣が上手く流れると、体のバランスが良い状態でいられます。
経絡ヨガは、呼吸法とツボを押したりさすったり、氣を流しながらどなたでも出来るストレッチ的なヨガを行ないます。氣の流れを巡らせて身体を整えていきましょう。